与謝野晶子

与謝野晶子の歌100選

今月の選歌

与謝野晶子の歌100選

鬼の面狐の面を被て遊ぶ 子等を廊下に吹く秋の風

『流星の道』

(おにのめんきつねのめんをきてあそぶ こらをらうかにふくあきのかぜ )

【 大意 】
鬼の面や狐の面をかぶった子どもたち。
廊下で遊んでいる声が、秋風に運ばれて聞こえてきます。
私はいっしょに遊んでやれないけど。

( 初出 :婦人画報 大5・9 )

 


つーる・ど・堺

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