門を開いた愛染院(3)
野口真龍さん24歳の時に住職として任された愛染院は、堺市の指定有形文化財でもある歴史あるお寺でしたが、檀家をほとんどもたないスタイルで、戦後の農地改革で土地も失った、何もない景気の悪いお寺でした。回る檀家も数えるほどで、 […]
伝統/ 工芸
野口真龍さん24歳の時に住職として任された愛染院は、堺市の指定有形文化財でもある歴史あるお寺でしたが、檀家をほとんどもたないスタイルで、戦後の農地改革で土地も失った、何もない景気の悪いお寺でした。回る檀家も数えるほどで、 […]
真言宗の普光山愛染院は、堺市北区にあり堺市の有形文化財に指定されている名刹です。本堂は江戸時代初期の慶安年間のもの。本尊の秘仏である観音像は平安時代のものです。そんな由緒あるお寺ですが、明治維新後の廃藩置県でスポンサーだ […]
堺で歴史のあるお寺というと、南宗寺や妙国寺といった旧市街区を抱えた堺区のお寺が有名ですが、もちろん名刹は他の区にもあります。今回は、大寺院に負けない歴史あるお寺の1つとして、北区にある普光山愛染院を訪ねてみました。 愛染 […]
ここ何年か堺市では年明けすぐに「新春まちなか福助人形展」というイベントが開催されています。堺市立町家歴史館山口家住宅をはじめとした複数の施設が会場となり、しだいに新春の風物詩として認知されつつあるイベントではないでしょう […]
蛭子命(ヒルコノミコト)が流れ着いたとされる石津。石津太神社(いわつたじんじゃ)では毎年12月14日に、漂着した蛭子命を村人が108束の藁束を燃やして温めたという故事を起源とする泉州の奇祭「や […]
■やっさいほっさいを知ってますか? 「泉州の奇祭やっさいほっさい」。 その名前だけでいかにも奇祭というインパクトのあるこのお祭りは、戎様をお祀りした石津太神社(いわつたじんじゃ/堺市西区)で毎年1 […]
堺には「どんな大雨が降っても水がたまらない」と昔から伝わる不思議なスポットがあるのをご存知ですか? それが、堺区宿院町の宿院頓宮内にある「飯匙堀(いいがいぼり)」。 「飯匙」とは「しゃもじ」の古い言い方で、そ […]
もうすぐ半世紀の周年を迎えようとする堺能楽会館は、国内では珍しい個人所有の能楽堂です。この堺の宝ともいうべき芸術空間で、館主の大澤徳平さんは能楽の枠に収まらない企画を開催してきましたが、もっと活用したいと考えておられまし […]
■一つの演目を二つのスタイルで 年季が入ったビルのエントランスをくぐりぬけると、そこには総檜造りの能舞台が待っていました。これまで何度かご紹介してきた堺能楽会館の能楽堂です。舞台の上には、和装の男性が1人。後は多少の世代 […]
堺出身の僧「行基のまち」として探訪を続けた木津川市は、千利休が絶賛した宇治茶の産地でもありました。前回の記事では、日本で唯一茶業科があった京都府立木津高校で、茶の湯のもととなった「茶香服(ちゃかぶき)」についても知りまし […]
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