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糀カフェ ビオトポス

酒や醤油、味噌などの発酵食品を醸造するときに、なくてはならないのが糀(こうじ)。
私たちが使うとしたら、どのように使用したらいいのでしょうか?
そんな疑問に答えてくれるお店があります。
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昨年の8月20日にオープンした『ビオトポス』は、なんとコーヒーと紅茶以外の全てに糀が使われている糀カフェ。
甘糀といわれる甘味料になるほどに甘い糀を使用し、ドリンクやスイーツなど多岐にわたるメニューを提供されています。
運営されているのは元禄二年創業の糀屋、『雨風醤油』。
『ビオトポス』より1年ほど早くから、お隣ではアンテナショップをオープンされています。
なんでも、このアンテナショップを利用されるお客様の声が『ビオトポス』オープンのきっかけになったのだとか。
「糀ってどうやって使ったらいいの?」そんな質問に答えているうちに「じゃあ、糀の食べ方を提案出来るカフェを作ろう」という流れに。
今では『ビオトポス』で糀を知り、アンテナショップへ足を運んでくれるお客さんが増えているそう。
糀と言えば「和」のイメージが強いですが、若い人でも入りやすいカフェ、ママ友と過ごせるカフェを目指されていることもあり、店内は洋風で家具から食器まで何もかもがお洒落でロハスな雰囲気。
また赤ちゃんのおしめを替えられるスペースも用意されているので、子ども連れの方も安心してお食事いただけます。
席と席の間も広々としているので、日ごろの忙しさもすっかり忘れてのんびり過ごせるカフェという印象を受けました。
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主婦のスタッフさんを中心に考えられたメニューはどれも食欲をそそるものばかり。
例えば14時までのランチメニューである『クランペット』は、主にイギリスやスコットランドで食べられている、パンケーキに似た食べ物です。
クランペットという食べ物が糀に合ったからというのがこのランチセットのきっかけだそうですが、糀を外国の食文化と融合させるその自由な発想に驚くばかりでした。
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今回いただいたのは『ワッフル』と『糀ぷりん』の抹茶味。
勿論どちらにも糀が使用されており、ワッフルの上に乗っているバニラアイスも糀ジェラートに変更しました。
サックリと焼き上げられたワッフルを添えられた生クリームと合わせて食べると、優しい甘みに思わずにんまり。
糀ジェラートは糀の味をそのままにクセは抑えられ、誰にでも食べやすく作られていました。
バニラアイスとはまた違う深い味わいですが、バターの風味がしっかり感じられるワッフルとも生クリームとも絶妙に絡み、口の中で最高のハーモニーが広がります。
『糀ぷりん』はプリンの上に乗せられるものが味毎に違っており、抹茶味は栗が乗せられていました。
プリンとしてのプルプルとした食感を残しながらも、濃厚な抹茶の味が口に広がってとろけていきます。
このしっかりとした抹茶のアクセントとして、栗がとてもよく合うのです。
糀がコンセプトという珍しさだけではない、味わい深く作り込まれたメニューの数々、ぜひご賞味ください。
堺市西区津久野町3丁32-11コージー・コートアメカゼ102号
TEL:072-247-8988
営業時間:4月~9月 11:30~17:00(LO 16:30)
10月~3月 11:30~16:30(LO 16:00)
(ランチタイムは14:00まで)
定休日:日曜日と第2・4月曜日

chihiro

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