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さわやかに召し上がれ 「ゆずからりん」

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▲「ゆずからりん」という名前をつけたのは7年前になります。
真っ赤な色彩に、さわやかな香りが食欲をそそる柚子胡椒「ゆずからりん」。近頃、じわじわと人気を博し、堺・大阪の百貨店等で見かけるこの調味料。
見なれた柚子胡椒とは、ひと味もふた味も違う魅力に迫りました。
「15年前に、大阪で出会った九州出身のおじいちゃんから製法を教わったのが始まりです」
代表の安澤和子さんは柚子胡椒の青臭さが苦手。しかし、その時出会った赤くさらさらした柚子胡椒はまったくの別物で、大きな衝撃を受けたそうです。
安澤さんは教わった赤い柚子胡椒を自ら作るようになりました。
「火傷したり咳き込んだりで大変なんですよ」
出来上がった柚子胡椒をお裾分けで知り合いに配ると評判になり、求められて商品として売り出すようになったのです。
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▲食物科卒で確かな料理の腕前を持つ安澤さん。仕事が忙しくとも出来合のものは決して子供に食べさせない信念を貫きました。
「ゆずからりん」はさらさらとした「粒状」タイプの柚子胡椒なので、一味のような感覚で振りかけて使える上、塩分が控え目のため素材や料理の味を壊しません。
「お味噌汁に入れたり、納豆には最初にタレ抜きで使ってお好みでタレを合わせてもらうといいでしょう。お魚には刺身でも焼き魚でも醤油代わりに。また、和風ペペロンチーノにも」
安澤さんお薦めのパスタレシピは、ジャコと大葉を使ったもの。お好みで別で炒めたベーコンをまぜても。ポイントは、「オリーブオイルは火を通さず、食べる前に生で使うこと」です。
「一番合うのはトリ肉です。下味に使って唐揚げにすると本当に美味しいですし、お鍋にもいいですよ」
安澤さんの元にはお客様からも多くのレシピやアイディアが届けられますが、意外な所ではインスタントのうどん。
「どん兵衛に入れると高級うどんになる! とおっしゃる方もいますよ」
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▲遠くから車で来店されたお客様。お友だちへのお土産に買われる方も多いようです。
「ゆずからりん」が何にでも合うのは、その製法故です。
 原材料に使っているのは柚子と唐辛子と塩のみ。
「柚子は早生(わせ)の青玉の皮の部分しか使いません。黄色くなると甘皮になって使えないのです。青玉を冷凍せずに生のまま使っているので、一年に一回しか作れません」
だからといって、年間通じて保存が利くように添加物を入れたり塩分を多くするようなことはしたくありません。
「塩を多くすると塩気が舌を刺すんです。すると何にでも合う『ゆずからりん』の良さが無くなってしまいます」
この「ゆずからりん」の味が好きでお店にやって来るお客様との出会い、催事やイベントで顔を合わせるお客様との出会いが楽しい。安澤さんにとって『出会い』が元気の源なのだそうです。
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▲西区区役所からすぐ近く。自宅を改装したばかりの綺麗なお店です。

 

柚子辛凜
堺市西区鳳東町7-821-7
TEL 072-263-6962
営業時間 11:00~19:00

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