日本製鉄堺ブレイザーズvsジェイテクトSTINGS 3/16

 

2024年3月16日、大浜だいしんアリーナにて、バレーボールの日本製鉄堺ブレイザーズvsジェイテクトSTINGS戦が行われました。レギュラーステージ&ホーム最終シリーズのこの試合、日本製鉄堺ブレイザーズはファイナルステージに参戦できるか否かがかかっていました。
この大切な試合で、立ち見のお客様もでる満員の中、日本製鉄堺ブレイザーズはセットを一つも落とさず3-0で勝利。見事にファイナルステージ進出を決めました。

 

▲今シーズンは、まさにミドルブロッカー陣の柱となった竹元裕太郎選手。

 

▲世界でもトップクラスの高さを誇るシャロン・バーノンエバンズ選手のスパイク。

 

この試合の記者会見での選手コメントをお届けします。
まずは試合の振り返りから。

出耒田敬選手「今日はファイナルステージ進出がかかった大事な一戦で自力でチャンスをつかめたというのが、まず大きいかなと思います。個人としてはああいうトラブル(松本慶彦選手の怪我)があった後でもしっかりチームに貢献できたと思います。明日も出来る限り頑張ります」
竹元裕太郎選手「先週一勝一敗でファイナルを決められなかったので、今日の試合はすごく大事な試合だとチームで確認しあっていけばと思っていたのですが、シンプルに自分たちの力でストレートにファイナルへの切符を掴めたことが、本当に自分にとってもチームにとってもプラスになるかと思います」
山口頌平選手「ファイナルのプレッシャーがかかる試合をずっと続けていて、ファイナルをもう少し早く決めたかったという気持ちはもちろんあるんですけれど、今日ホームゲームでファンの皆さんの前で勝利してファイナルを決められたということは良かったのかなと思いますし。本当に今日は勝つだけっていうチームとしても本当に勝ってファイナルを決めるというモチベーションでみんなで闘えて、結果がついてきてよかったと思います。以上です」
迫田郭志選手「僕も皆さんと一緒で今日大事な試合というのがわかっていたので、勝って安心しています」

 

▲対戦相手ジェイテクトSTINGSのセッターはかつて堺ブレイザーズに在籍した関田選手。

 

ーー今日は満員の観客の前でファイナルを決められて、会場の雰囲気も良かったと思うのですが、これについては?
出耒田「今シーズン堺でやる試合っていうのは、立ち見が出たり、本当に大勢のファンの方々の前でプレーが出来て、声出し応援も解禁されているので、やはり一緒になって闘っている感じでとても良いホームゲームだったなと思います」
竹元「ホームゲームというのは、いかにファンの方々の応援というのを自分たちの味方につけるかとうのがあるので、そういう意味で確実に自分たちの力になって体育館と一体になって今日の勝利につながったと思います」
山口「演出だったり、声援だったり、手拍子だったり、少なくともモチベーションはあがります。そういった声援で取れている得点であったり、勝利というのは絶対にお客さんと一緒に闘ったからのものだと思うし、こういう素晴らしい雰囲気を作ってくれて本当に感謝しています」
迫田「なおきさんが先導してファンの皆さんに声かけの練習をするのを観てて、最初はあまり聞こえてないのですが、試合時間が経っていくにつれて皆さんの声が結構響いてくるので力になっています」

 

▲負傷した松本慶彦選手(1)に代わって途中出場した出耒田敬選手(7)。

ーー出耒田選手に質問です。シーズン前半は出場できない状況が続いていましたが、その時期はどんなお気持ちで過ごされていたのでしょうか?
出耒田「怪我している時は早くバレーボールがしたいなとそういった思いでした。チームスポーツなので、チームが勝ってくれっていうことを願いながらずっと見ていました。戻る際は序盤に迷惑をかけた分、頑張らなきゃという思いでいました」
ーーその間、ミドルブロッカーでは竹元選手、渡邉選手が活躍し、ミドルブロッカー以外でも若い選手たちの活躍がすごいと感じるのですが、ベテラン選手から見てどうでしょうか?
出耒田「普段の平日の練習でもチーム練習で、どっちが勝ってもおかしくないような、そういった拮抗したレベルの中やっていうのは、チームとしていいことだと思いますし、まだまだおじさんも負けられないなと」
ーー山口キャプテンにお尋ねします。ファイナル進出を決められましたが、昨年の4位通過に比べると落ちてしまいましたが、そのあたりはどうでしょうか?
山口「去年は去年、今年は今年ですし、来年のメンバーがどうなるかわからないというか、多分全く同じメンバーでやるということは多分ないと思うので、このメンバーでできる試合が増えたということ。去年4位でファイナル行きましたけど、ファイナルで勝利をあげることができなかったので、(今シーズンは)ファイナルラウンドで勝利をあげる。下剋上といいますか、下の方での通過ではありますけど、しっかり上に立ち向かって、というバレーができればいいかなと思います」

 

▲山口頌平選手(14)と竹元裕太郎選手(21)の同期コンビの活躍は目覚ましいものだった。

ーーファイナルは決まりましたが、明日も堺で最後の試合ということなので、皆さんに堺のファンに向けて一言ずつコメントをいただけますか?
出耒田「どういったメンバーで出るかわかりませんが、しっかりと自分たちがボールを繋いで、バレーボールを楽しんでいる姿を皆さんに届けていい形でまずはレギュラーラウンドに入れるようにこれから準備していきたいと思います」
竹元「ファイナル進出は自分たちの力もありますけれども、応援してくださっているファンの方々やチームスタッフや全ての力が集まってファイナルの進出というものを手に入れたと思うので、そういうサポートをしてもらえてありがとうございました。あと、やっぱりファイナルに行くことが目標ではないので、ファイナルに向けて弾みをもう一回作っていけるような明日になればいいかなという風に思います」
山口「竹元もさっき言いましたけど、ファイナルを決めるのが目標ではなかったので、いい試合をしてファイナルに乗り込めるように、まずそこに僕たちはフォーカスするということと、毎試合応援来てくれているファンの人たちがこういう雰囲気を作ってくれている、その人たちのために最後のホームゲームなので、しっかり勝利の結果で答えるしかないと思うんです。そこに向けて準備して、明日全力で頑張りたいと思います」
迫田「今シーズン、ホームゲームで沢山の方たちが応援をしてくれているので、明日最後ということでしっかり勝ち切って、ファイナルでもいい結果を残して、堺の皆さんにいい報告が出来るようにしていきたいと思います」

 

選手たちのコメントにもあった通り、翌17日はシーズン&ホーム最終戦。その結果やいかに?

 

▲連日満員のアリーナが選手たちを後押しした。

 

大浜だいしんアリーナ

 


灯台守かえる

関連記事

Remodal

Remodalテスト

Write something.


PAGETOP

remodal