BLANC coffee stand

 

広い空の下、路面電車が走る大道筋沿いに、真っ白な外観のお店ができました。
その名は「BLANC coffee stand」。フェニックス通りの南、宿院電停から徒歩数分といった立地にあり、丁度環濠エリアのど真ん中といっていいでしょう。
外窓から中の様子を覗くと、ハンバーガーを調理しているようです。そう、「BLANC coffee stand」は、コーヒーとハンバーガーのお店なのです。一体どんなコーヒーとハンバーガーをいただけるのか、お店では店長さんからお話をうかがうことができました。

■全てにこだわりが詰まったハンバーガー

 

BLANC coffee standがオープンしたのは、2018年11月17日。いったいどういう経緯で生まれたお店なのでしょうか?

――店長さんは、もともと他で飲食関係の仕事をなされていたのですか?
店長「いえ、飲食は無かったですね。ただ、私はハンバーガーが好きで、食べ歩きが好きで、同じように食べるのが好きな友人たちと美味しいものを広げていきたいね、という思いがあってお店をはじめることにしたんです」
――では、お友達と一緒にはじめられたんですね。
店長「表には出てないんですけれど、仲間が何人もいて、ホテルでシェフをしている友人と、ハンバーガーをどんな味にしよう、こんな味にしようと決めたんです」
――なるほど。最近は堺市にも、本格派のハンバーガー店が増えてきましたが、こちらのハンバーガーの特徴やウリといえばなんでしょうか?
店長「お肉にはこだわりましたね。脂身や部位も。肩ロースで脂と赤身の割合も、お肉屋さんに協力してもらって、納得できるまで試作を重ねました。バンズも肉とのバランスを考えて、世界パンさんに少し甘めのものを作ってもらっています」
――ハンバーガーにとって、お肉とバンズの相性は大切でしょうね。
店長「それだけじゃないんです。うちはソースも一から手作りなんですよ。素材も大事ですけれど、ソースもウリです。もう、入っているもの全部にそれぞれ物語がありますよ」
――こだわりとハンバーガー愛が並大抵じゃないですね。

 

 

さっそくそのこだわりのハンバーガー、「BLANCチーズバーガー」を作ってもらうことにしました。本格的ハンバーガーとあって、注文をもらってからの調理になるので調理時間はやはり長め。
店長「だから、お店がいっぱいになってしまうと、お客様をお待たせしてしまうことになるので困ってしまうんです。お客様にはいい思い出をもって帰っていただきたいし。ちょっとのんびりやれるぐらいがいいかなと思っています」
たしかに調理がはじまると、炭火でお肉に香りをつけていたりして、なかなか複雑な工程となっているようです。言ってみれば普通のレストランと同じなわけですから、時間がかかるのもごもっともという話です。ここは、美味しいコーヒーを飲みながらのんびり待つのも良さそうですね。

 

 

さて、いい香りにお腹をすかせながら待っているとプレートが運ばれてきました。串刺しになったタワーのようなハンバーガー。これを特製のシートにはさんでぎゅっとプレス。食べやすい厚みにしてかぶりつきます。
一口食べると、バンズに各種野菜に、ソース、パテが混然一体となり、食感、味覚、匂いの多重奏が襲いかかってきます。こんなにもゴージャスにそしてワイルドに食の楽しみを感じさせてくれる調理法がハンバーガー以外にあるでしょうか。そんなハンバーガーの原点的快楽を感じさせてくれるハンバーガーです。
つけあわせのピクルスも、つけあわせとは思えない量とレベルだし、ボリュームも満点で、満足感もかなり高い。
そして、ここまできたらもう1つの看板商品であるコーヒーのことにも触れないわけにはいきません。

 

■カフェもランチも大満足

 

 

まずは一杯。良い薫りから、コーヒーを堪能します。
――ハンバーガーにこれだけこだわっておられるだけあって、コーヒーも美味しいですね。
店長「うちのコーヒーは濃厚でしょう。他のカフェでコーヒーを飲んでも物足りないと感じてしまうことがありますね」
――味のしっかりしたハンバーガーには、この濃さがぴったり合いますね。
店長「コーヒー豆は、深井珈琲さんから、エスプレッソ用の方は島根県から取り寄せています」
――おー深井珈琲さんは、以前取材させていただきましたけれど、もうコーヒー命みたいな方ですよね。深井珈琲さんのコーヒー豆となれば、それはコーヒーが美味しいはずです。
店長「エスプレッソマシーンもうちの自慢なんです。イタリア製のマシーンなんです」
――これだけのコーヒーですから、カフェとして利用のお客様もいらっしゃるのでは?
店長「はい。カフェ利用の方も多いですね。このあたりはお年寄りも多いのですが、ありがたいことに結構お年寄りのリピーターも多くて、年齢層の幅広いお店になっています。お店の雰囲気が明るくて入りやすいと良く言われますね」

 

 

――内装が白に統一されていて、明るい印象ですものね。やはり店名の「BLANC」(空白や白を意味する)に合わせて内装を決められたのですか?
店長「お店のイメージが白だったんです。そのイメージに合わせて店名もBLANCでいいかとなって。単純でしょう(笑)」
――お店のイメージがまずあったのですね。
店長「北欧のイメージで。家具もこだわっていいものを選びました。この椅子も長時間座っても疲れない椅子です。やはり、カフェとしても利用して欲しいので」
――居心地がいいお店であることは、いいカフェの大きなポイントですね。オープンしてから、1年が過ぎた今、今後どういうお店にしていきたいと思っていますか?
店長「美味しいものを提供していきたいですね。自分たちが食べて納得できるものを提供したいです。そのためにはもっと出来るはずだと思っています。美味しいものを、もっと美味しいと思って召し上がっていただけるようなお店にしたいです」

 

▲BLANC coffee standのお2人。火曜日には、別のシェフによるカレーのお店「印シャリなかざわ」に変身するとか。

 

BLANC coffee standは、ハンバーガーもコーヒーも徹底的なこだわりのお店でしたが、肩肘はった感じはまったくなく自然体でくつろげるお店でした。お腹いっぱいになるハンバーガーを楽しみに行くも良し、ちょっとコーヒーブレイクでくつろぐも良し。あなたのお気に入りのお店リストに加えてみるのはいかがでしょうか?

 

BLANC coffee stand
堺区 中之町西 1-1-7
072-230-4328

 

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