イベント情報

いま、行くべき! 慧海(えかい)展とチベット関連フェア

ekai1.JPG


ごろ堺のまち中でみかける「慧海」の文字。

日本人で初めてチベットに入国した堺出身の
 
“すごい男”らしく、生誕150年となるいま、
さまざまなイベントがまちぐるみで行われており、
幅広い企画がおもしろい! というウ
ワサ聞きつけました。


●急げ~!”慧海さんフェア”は
 2016124日(日)まで

「慧海さんって誰?」「堺でチベットってなぜ?」。
疑問を抱きつつ、チベットといえば、マンダラ、
ダライ・ラマと神秘なイメージがふくらむばかり。
開運マニアであるライターのアンはじっとしてはいられません。
ウワサの真相を探るべく「まちブ
ラ」タートです。

ekai2.JPG

●―北旅籠町かいわい(堺七まち)―
堺にも歴史ある町家(まちや)が残っています

まずは、慧海さんルーツを知ろうと、生まれ育った
まちである堺市堺区北旅籠町周辺を
ラブラ。
京の碁盤の目のようになっている
この一帯は
古いまちなみが残っており、歴史
風情が。
堺にも町家が現存していたとは…。


少し路地が入り組んでいますが、つじつじにあ

案内表示を頼りに、本題の慧海さんがんだ寺子屋
町家歴史館清学院に向か
ました。

ekai3.JPG
想像していたより清学院は小さな建もの。
とはいえ、彼の育ったまちを肌で感じながら
学び舎(や)に来て彼の功績を知ったものですから、
「すごい、慧海さん。仏典を求め
て日本人で初めて
ヒマラヤ山脈を越えた男
だったのですね」素直に感動してしまいます。



ekai4.JPG
●「若い人にも、慧海さんのふるさと
 堺を知ってもらいたい」

今回、河口慧海生誕150年記念事業では、町家
歴史館清学院、山口家住宅、堺市博物館の展示
だけでなく堺市内のいろいろなところで関連ベントが
行われているのが、ユニークで楽し
いと人気です。

「とにかく、若い人にも慧海さんのふるさと
堺を知ってもらいたい! という思いから、
まざまな人の意見を取り入れて企画や行動の
幅を広げ、できあがったフェアです」
“ウワサ”の魅力を語ってくれたのは、
堺市文
化部文化財課の小林初惠さん。



ekai5.JPG



●「慧海さんの人生を知ると楽しくなる」


きっかけは何にしろ、
「慧海さんの人生を知ると楽しくなるし、彼の心、
精神といったこともわかってくるのではいでしょうか」とも。


なるほど…。自分の知らないことに触れてみると、
予想もつかない展開が起きそうでワクワ
クますものね。

ekai6.JPG
“楽しい慧海さん”を探しに、さらにまちを歩きます。

ekai7.JPG

奇跡の看板「茶」のある和空間で
幸せを呼ぶ”梵字ワークショップ”
●「茶寮つぼ市製茶本舗」
ekai8.JPG
幕末の嘉永3(1850)、堺に創業。160年以上
わたり愛され続ける老舗の茶問屋つぼ市が、先

大戦で唯一焼け残った屋号「茶」の看板を創業
の地に戻し、
古くからある堺の町家を改装してス
タートさせたのがこのお店です。


つぼ市さんでは、河口慧海生誕150年記念事業として、
梵字のワークショップ、限定商品「豆乳チ
ャイ」の発売、
さらに、貴重な慧海”直筆の書”を展示しています。



ekai9.JPG

梵字ワークショップは、なんと、戦火をのがれた
奇跡の看板「茶」が鎮座する茶寮2階、居心地の
いい茶室で行われます。
ekai10.JPG
「オリジナル豆乳チャイを飲みながら、ご自身の
干支と願いごとにあてはまる梵字を練習し、絵葉書にして
お持ち帰りいただくというものです」
と店長の三宅るみさん。


ekai11.JPG

「梵字は書くだけで写経をすることと同じくらい
の意味があるといいますから、手もとに置いて、
よい年を迎えていただければうれしいですね」


のイベントに込めた、さりげない心遣いがうれ

しいです。

●女性がひとりで立ち寄れ
お茶をいただく心地よさが味わえるお店


まち中に居ながらにして自然を感じ、お客さまに、
ゆっくりとおいしいお茶を楽しんでいただ
く。
「市中の山居」というコンセプトが生きて
いる
「茶寮つぼ市製茶本舗」。



訪れるお客さまとスタッフの方たちとのさりげ
ない会話、心地いい空間とが合わさって、
「女性がおひとりで立ち寄ってくださることが
多いのですよ」というのもうなずけます。


梵字ワークショップに、”おひとりさま”でも、
気軽に参加できそうですね。



ekai12.JPG



●「茶寮つぼ市製茶本舗」
『河口慧海が越えたヒマラヤにちなむ
オリジナルチャイ新発売と梵字ワークショップ』


<豆乳チャイの発売>
1026日より数量限定で発売中
(なくなり次第終了)


<梵字ワークショップ>
3回のうち、ラスト開催が
123日(土)10301200


申込み方法:店頭にて申し込みを受付け
指導:日本書道芸術院 耕秋書院 植島明美先生
定員:10人(最少実施人数3人)
参加費:1,500円(税抜)
お支払方法:当日レジにて


営業時間:10301800

(カフェは11001730ラストオーダー)
定休日:火曜日(12月中の火曜日と、祝日の場合は営業)

住所:堺市堺区九間町東112

詳しくは
https://www.facebook.com/tsuboichi.saryo



ekai13.JPG


参加型だから楽しめちゃう
慧海さんと徳十郎さんの友情、”ツッコミ検証”
●「紙カフェ」


堺でもっとも古い山之口商店街にある「紙カフェ」。
紙と堺にこだわり、ほかでは味わえないイベントが
楽しめると、何かと話題のスポットです。
そんな「紙カフェ」だからこそできたのが、参加型
パネル展示。



ekai14.JPG

タイトルは、『堺で結ばれた友情―河口慧海と肥下徳十郎展』。
慧海さんと徳十郎さんがやり取りした手紙や交流の
様子を現代風にして紹介しているのですが…。


自由すぎる慧海さんが、幼なじみの徳十郎さんに
お金のことはもちろん、あれこれ頼りっぱなしの
一面がすけてみえてくるのです。
ekai15.JPG

それでも、慧海さんのお願いを受け止める徳十郎
さんって…。

ekai17.JPG


「ふたりの関係。ツッコミどころ満載でしょ(笑)。

ふせんを使って自由に書き込みをしてもらい、
人間
らしい慧海さんを深く感じてもらえたら…」
アイデアたっぷり、店主の松永友美さん。



ekai18.JPG

●女子に大人気! チベット密教法具や
アクセサリーが「紙カフェ」に集まりました



ekai19.JPG


もうひとつの目玉は、チベット仏教の世界に魅せ

られた慧海さんもその音色を聞いたであろう、
教法具やグッズが、堺の「紙カフェ」に集まり
示販売されていること。


チベット密教法具のティンシャやシギングボール。
独鈷杵(とっこしょ)や護符をモチーフにし
たクセサリーなど。
これらは、人を癒し、心を
浄化し、魔から身を守ってくれる
アイテムとあっ
て女子に大人気です。



ekai20.JPG


お守り感覚でチベット密教法具やアクセサリーを

身につけ心が安らぐならば、「紙カフェ」に集まってきた
これらグッズを手にする人々をみて、

(天の)慧海さんも喜んでいるのではないかしら。

●「紙カフェ」

『堺で結ばれた友情―河口慧海と肥下徳十郎展』


・展示は122日(金)10001600まで


・「密教法具やアクセサリー、オリジナルグッズの展示販売」

12
2日(金)10001800まで


定休日:月曜・日曜・祝日および第1土曜日
住所:堺市堺区市之町東213

詳しくは
https://www.facebook.com/kami.cafe.sakai/



ekai21.JPG

「七道」駅前にある河口慧海像

“おひざもと”書店でブックフェア!
●「天牛堺書店イオンモール堺鉄砲町店」

ekai22.JPG
ekai23.JPG
“慧海さん探し”にぴったりの場所にあるのが
「天牛堺書店イオンモール堺鉄砲町店」。
理由は、南海本線「七道」駅前ロータリーにあ
慧海さんのヒマラヤ越えの像。すぐそばの
オンモール内にあるのが、この天牛堺書店さん
だからなのです。


まさに、慧海さん”おひざもと書店さん”で
『河口慧海関連ブックフェア』を開催中。
書店でも慧海さん像がどこにあるのか、
わかり
やすいようにポスターでインフォメーション。

これは知らなかったと、七道駅前の慧海さん像

観に行く人もいるのだとか。




ekai24.JPG

●なかなか手に入らない、河口慧海
「チ
ベット旅行記」、ココにあります


フェアでは、名著、河口慧海の「チベット旅行記
(講談社学術文庫)」がドドンと並べられています。
しかし、この本、なかなか手に入らないものらしく、
今回フェアのため全国から集めたのだそう。
ekai25.JPG

「学術書ですから、普段手にすることがないかも

しれません。これをきっかけに、当店、125(月)
までの慧海さんフェア期間中に手に取って
みてください」
店長の藤吉信仁さんは、熱く語ります。


旅行好きな方、チベット好きな方はもちろんのこと、
夢枕獏さんの「ヒマラヤ漂流」やたかのてるこさん
の「ダライ・ラマに恋して」などの著書もそろえ、
誰もが手に取りやすいラインナップに(フェア期間中
でしか手に入らない品ぞろえですのでくれぐれも
お早めに)。


店頭では慧海さんの顔出しパネルも展示中(撮影可)。
これが、なかなかの人気だそうです。


ekai26.JPG

慧海さんを知るには、まず「チベット旅行記」を読

むことからはじめるのか、堺のまちをブラブラ見て
回りあとからそれを確かめるかのように読むのか。
それは、それぞれお好みに。


「まちブラ」のラストはもちろん、
七道駅前にある慧海さん像に、
「今日一日、楽しかったです」「ありがとうございました」
と手を合わせて(合掌して)、終了です。



ekai27.JPG

●「天牛堺書店イオンモール堺鉄砲町店」

『河口慧海関連ブックフェア』


•日時:2016125日(月)10002200まで
•住所:堺市堺区鉄砲町1番地 イオンモール堺鉄砲町3F

詳しくは
http://www.tengyusakai-shoten.co.jp/store/%E3%80%90319open%E3%80%91%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%
BC%E3%83%AB%E5%A0%BA%E9%89%84%E7%A0%B2%E7%94%BA%E5%BA%97/




ekai28.JPG

⇒お楽しみ”慧海さん探し”①

缶バッチくださ~い
「慧海と堺展 缶バッチプレゼント企画」


町家歴史館清学館、山口家住宅、堺市博物館の3
でご希望の方に缶バッチをプレゼント。
入館の際に受付で「缶バッチください」と声をか
けると、3館それぞれ、慧海さんの顔写真の違う
缶バッチとチェックシートがもらえます。
さらに、ガイドマップに記載の関連事業者に、3
すべての缶バッチとチェックシートを持参すると、

4
個目のロゴ入り缶バッチがプレゼントされます。
限定300個です。



ekai29.JPG

⇒お楽しみ”慧海さん探し”②

堺でしか手に入らない
「慧海と堺展 オリジナル絵葉書発売」


河口慧海生誕150年を記念したオリジナル絵葉書が
町家歴史館清学院と山口家住宅で販売されています。
今回、はじめて確認されたチベット脱出時の旅日記
はもちろん、堺でしか手に入らない写真の絵柄が5種類。
1150円。表面には、おしゃれな150年記念事業のロゴも
入っています。



⇒お楽しみ”慧海さん探し”③
“堺七まち”でみつけよう、すごいぞ「堺人」
「慧海と堺展 関連パネル展示」


慧海さんと同時代に活躍した、「堺人」のパネルを、
それぞれの方のゆかりの場所で展示されています
(北旅籠町かいわい「堺七まち」)。
各会場で配布されているガイドマップで場所の確認をしてくださいね。



ekai30.JPG

さらに、町家歴史館の公式フェイスブックで、

最新情報を確認できます。


●町家歴史館の公式フェイスブック
https://www.facebook.com/sakaishimachiya/

●「慧海と堺展」2016年10月26日(水)~2016年12月4日(日)



phoenix_ann

関連記事

Remodal

Remodalテスト

Write something.


PAGETOP

remodal