三浦孝裕 木の抱き人形作品展 ミニレポ
チンチン電車(阪堺線)「綾之町」電停からすぐ。
古い町屋を改装した鳳翔館にて、人形作家・三浦孝裕さんの個展が開催されています。
三浦さんが病を乗り越え人形創作の道に入られたお話は先日うかがったばかり(リンク)。
先日お話を伺った際には、製作中だった姉妹の人形も完成していました。
「このあと里子に出すんです」
向かって右端の紅い着物におかっぱの子が里子に行く人形。
出会えるのは今だけです。
高い所から呼びかけています。下の子は恐がりなのかな?
鑑賞する時にも、上から見下ろして眺める時は外から俯瞰した感じになり、しゃがみこんで子どもたちの目線で見る時は自分も子どもたちの輪の入ったかのように。
ライブでしか楽しむことが出来ない展示も、三浦作品の魅力です。
お客様と談笑される三浦さん。
人形作りの秘密、着物仕立てのコツ。色んな話を聞いてみましょう。
そして三浦さんの人形は、堺が生んだ世界的音楽家 稲本響・稲本渡兄弟のライブにも飛び入り参加が決定!
堺テクネルーム(記事リンク)でワンステージ限りの夢の競演です。
※人形展示は11月3日(土)19時開演ライブのみの予定です。
「三浦孝裕 木の抱き人形作品展」
■日時:10月29日~11月4日
■場所:鳳翔館
■住所:堺市堺区綾ノ町西1-2-17
■アクセス:阪堺線「綾ノ町」電停前西側
《問い合わせ》
TEL 072-205-5909
鳳翔館には、陶芸家 中橋一彰さんが復興させた湊焼の展示も!