イベント情報

小西行長と戦国武将~ゆかりの資料からさぐる~

“小西行長と堺ゆかりの戦国武将 ~謎多き行長と堺の歴史を探る~”をテーマに開催される「平成24年春季堺文化財特別公開」(5月23日~27日)。
これに合わせて堺市博物館では、スポット展示「小西行長と戦国武将 ―ゆかりの資料からさぐる―」が5月8日(火)~6月3日(日)開催されます。
行長所用と伝わる甲冑や小西行長書状など、ゆかりの資料からその足跡をたどります。
小西行長は堺の有力商人小西一族の出身で、豊臣秀吉配下の部将として活躍し、小豆島や室津といった瀬戸内海の要所の管理を任され、イエズス会の宣教師から「海の司令官」とも呼ばれています。
天正16年には、肥後(現在の熊本県)南半国の領主にのぼりつめています。秀吉の死後におこった関ヶ原の戦いでは石田三成と行動を共にしましたが、首謀者として京都で処刑され四十余年の生涯を終えました。
行長はキリシタン大名としても有名で、イエズス会の宣教師が残した記録のなかにも「ドン・アゴスチイノ」としてキリシタンとしての彼の活動が多く描かれています。
■日時:5月8日(火)~6月3日(日) 9:30~17:15(入館は16:30まで)
■休館日:月曜日(祝休日は開館) 5月14・28日
   ※5月21日(月)は臨時開館、ゴールデンウィーク期間(4月24日~5月6日)は無休
■場所:堺市博物館1階展示場 スポット展示コーナー
     堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁大仙公園内
■アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」下車、南海バス「堺市博物館前バス停」下車
■入館料:一般200円、高校生・大学生100円、小・中学生50円
     ※65歳以上の方、障害のある方、堺市内在住・在学の小・中学生は無料(要証明書)
■主な展示:
・伝小西行長所用皺皮包胴丸 (個人蔵)
     堺の旧家に伝わる行長が用いたものと言い伝えられている胴丸
・小西行長書状(折紙) (京都市歴史資料館蔵、京都市指定文化財永運院文書)
     行長が瀬戸内海の各所から船を調達している様子をつたえる書状
・小西行長書状(切継紙) (大阪城天守閣蔵)
     行長が大坂で必要な材木調達を天満のりうい・りやうさに依頼した書状
・加藤清正等二十二名連署血判起請文(竪継紙) (大阪城天守閣蔵)
     朝鮮在陣中の諸大名に豊臣秀吉の子・秀頼への忠誠を誓わせた血判の起請文
・豊臣秀吉朱印状 (当館蔵)
     豊臣秀吉が対馬の大名・宗義智にあて朝鮮への侵攻に関する指示を与えた朱印状
【関連事業】
■講演会:
・5月26日(土) 講師/鳥津亮二氏(八代市立博物館未来の森ミュージアム学芸員)
・5月27日(日) 講師/大浪和弥氏(延岡市文化課学芸員)
     ※両日とも博物館地階の視聴覚室でおこないます。(詳細は後日お知らせします)
■展示品解説:
・5月23日(水)~25日(金)の午後2時から、当館学芸員による展示品解説を行います。
常設展「堺―仁徳陵と自由都市―」および企画展「和更紗―堺・京・長崎―」(4月7日~6月3日)も合わせてご覧いただけます。
堺市博物館の詳細は下記URLからご覧ください。
http://www.sakai-tcb.or.jp/spot/spot.php?id=70&bk=1
お問い合わせ 堺市博物館 学芸課
            072-245-6201      
            072-245-6263      

灯台守かえる

関連記事

Remodal

Remodalテスト

Write something.


PAGETOP

remodal