田辺小竹 個展
颯爽人NO.1でご紹介した田辺小竹氏の個展が、高島屋大阪店にて開催されます。
曾祖父である初代竹雲斎が大阪髙島屋様にて
個展を開いたのは大正11年
その後、四代にわたり88年
毎年髙島屋様にて個展を開催させていただいています
祖父や父が
展覧会を続けてこれたのは
多くの方の支援と
挑戦する心を持っていたからだと感じています
それぞれの代が
伝統を受け継ぎながら
新しいものを創り出しました
伝統とは挑戦
私も後世につなぐために
つながりを大切に
挑戦する生き方でありたい (田辺小竹 挨拶文より)
もののふ(花 武蔵鐙)
2011年 7月27日(水)~8月2日(火) 午前10時~午後8時30分
高島屋大阪店 6F美術画廊
※最終日は午後4時閉場となります。
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田辺氏は今回の個展DM製作においても力を注ぎました。
田辺氏と同郷の華道家 片桐功敦氏とのコラボ作品を、写真家 渞(みなもと)忠之氏により撮影。デザインは置田陽介氏に依頼。
「この3人との出会いで私自身も改めて芸術や自分自身の生き方を見つめ直した」と田辺氏。
片桐氏は作品「もののふ(上記写真)」にさらなる猛々しさをプラス。「connectin-創造-」では生命の息吹を、アート色の強い「遊星」には強烈な赤を組み合わせて突き放すような鮮烈さのなかに悪戯心を忍ばせる。これらの作品は大きく引き伸ばされたパネルにて楽しむことが出来ます。
田辺小竹
Education
1973 大阪府堺市に三代田辺竹雲斎の次男として生まれる
1999 東京藝術大学 美術学部彫刻科卒業
Prize-winning work
1999 堺市美術新人展 新人賞
2000 全国総合技能展 労働大臣賞
2001 暮らしの中の竹工芸展 大分県知事賞
堺市展 堺市長賞
2002 全関西美術展 読売テレビ賞
2004 大阪工芸展 美術工芸の部 一席 大阪工芸協会70周年賞
全関西美術展 佳作
堺市展 堺美術協会賞
2007 COTSEN bamboo prize
2010 The Bavarian States Prize (ドイツ・バイエルン賞)
Miseum Collection
2001 フィラデルフィア美術館(USA)
2003 大阪市立工芸高校
2004 シアトル美術館(USA)
2005 Long Beach Museum of Art(USA)
2006 サンフランシスコアジア美術館(USA)
2007 ルースアンドシャーマンリー日本美術研究所(USA) ボストン美術館(USA) 大英博物館(UK)
2008 ボリビア国立博物館(ボリビア) 日秘文化会館(ペルー)
片桐 功敦
華道家。田辺小竹とは同郷の堺市に続くいかばなの流派「花道みささぎ流」家元を務める。年数回のペースで行う個展を通して、いけばなの根本に流れる日本の自然観を新しい形で発表。また自身が運営する「主水書房」では、様々なジャンルの作家の展覧会プロデュースや出版も手掛ける。様々なメディアにて花を主題にした執筆も多数。
渞 忠之
1999年 渞写真事務所設立
国内外のアーティスト、アスリートのポートレートを中心にエディトリアル、広告と幅広く活動。個展、写真集多数。
近作に草刈民代写真集「BARELINE」