特別展「もうひとつの創作 -与謝野晶子と文化学院-」
「大垂水への遠足」前列右から四人目が与謝野晶子、後列左端が西村伊作(大正末期) 文化学院蔵
今年創立90周年をむかえる文化学院(校長西村伊作)は与謝野晶子が女学部の学監を鉄幹は文学部の初代部長をつとめ、「個性を発揮させる」ことを目的に「芸術的な自由教育」を進めていました。
創立当初から学監を勤め、昭和15年に倒れるまで教壇に立ち続けた晶子にとって、若い生徒たちと過ごす時間は創作活動にも大きな刺激や支えとなりました。
本特別展では、晶子がどのような学校を理想と考えて教育の実践にかかわったかを知っていただくために、文化学院所蔵資料を中心に自筆資料や写真、書籍など約70点を展示します。また、現代にも生かすべき晶子の教育や子育て論を紹介し、学校教育をふくむ教育本来のありかたを考え直す機会といたします。
■会期:11月19日(土)~平成24年1月15日(日)
■休館:月曜日(休日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月4日)、12月13日、1月10日 ※展示替のための臨時休館12月13日、1月10日
■会場:与謝野晶子文芸館
■講演会:「与謝野晶子と西村伊作」 ★詳細はコチラ