連載第3回 薔薇よ
美濃部達吉夫人・牧野富太郎博士 写真・石田郁代 ◆女性で、花の嫌いな人はほとんどいない。晶子も、大のお花好きだった。 大阪の堺から上京し、師の鉄幹と結婚するが、自宅の庭に<ひまわりの花>を植え、真夏に太陽に向かって咲く花 […]
与謝野晶子
美濃部達吉夫人・牧野富太郎博士 写真・石田郁代 ◆女性で、花の嫌いな人はほとんどいない。晶子も、大のお花好きだった。 大阪の堺から上京し、師の鉄幹と結婚するが、自宅の庭に<ひまわりの花>を植え、真夏に太陽に向かって咲く花 […]
与謝野晶子の詩 セエヌ川 与謝野晶子 ほんにセエヌ川よ、いつ見ても 灰がかりたる浅みどり… 陰影に隠れたうすものか、 泣いた夜明の黒髪か。 いいえ、セエヌ川は泣きませぬ。 橋から覗くわたしこそ 旅にやつれたわ […]
「与謝野晶子の百首かるた」より ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君の雛罌粟われも雛罌粟 晶子 (アアサツキ、フランスノノハ、ヒノイロス、キミモコクリコ、ワレモコクリコ) 歌集『夏より秋へ』 ■1912年(明治45年)5月5日 […]
西暦 (年号) 晶子作品 鉄幹共著他 鉄幹作品 1873 (明治6) 京都市郊外岡崎村願成寺に生まれる 1878 (明治11) 晶子生家 堺市甲斐町、菓子商駿河屋に生まれる 「山口県積善会雑誌」の編集に携わる 1889 […]
歌および校訂は、講談社「与謝野晶子全集」を参照したものです。 [ 初 ] … 初出誌・紙( 書簡も含む ) [ 新 ] … 新潮社版 「 晶子短歌全集 」 [ 改 ] … 改造社版「 与謝野晶子全集 」 (1)~(5 […]
明治十一年(1878)堺県堺区甲斐町(かいのちょう)に生まれた与謝野晶子は、評論家、エッセイスト、教育者、古典研究者として様々な文学活動を展開する一方、十一人の子の母・短歌革新の若き旗手であった与謝野鉄幹の妻として、六十 […]
与謝野晶子ゆかりのお酒 春鶯囀コラムを書いていただいた晶子を学ぶ会・石田郁代氏のコラムが連載スタート! 晶子や晶子にまつわる人々やエピソードなどを季節感いっぱいに表現。 女性らしい、繊細なタッチでお届けします! 北海道函 […]
今月の選歌 鬼の面狐の面を被て遊ぶ 子等を廊下に吹く秋の風 『流星の道』 (おにのめんきつねのめんをきてあそぶ こらをらうかにふくあきのかぜ ) 【 大意 】 鬼の面や狐の面をかぶった子どもたち。 廊下で遊んでいる声が、 […]
与謝野晶子の処女歌集『みだれ髪』に収められた、あまりにも有名な一首である。 現代においてこそ、女性の自立、女性の主張も市民権を得、当然のことであるが、明治34年の世に、女性の立場で艶麗な官能、奔放な情感をうたいあげたこの […]
晶子の世紀をつくろう! ほとばしる情熱を糧に! はじめに 全国の与謝野晶子ファンの方、 研究者の方、 これから学習を始める方、 歌碑めぐりをされる方、 往年の与謝野夫妻と交友された方、 皆さん、 晶子の倶楽部に加入しませ […]
Remodalテスト
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