体験レポート

堺を満喫 堺まるしぇ

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▲期間限定ショップ。プール学院の梅野さん。

 

堺・北花田阪急もオープンから9周年。
これを記念して地元「堺」にこだわった『堺まるしぇ』が開催中です。
「サンダル履きで気軽に来れる百貨店」と地域密着が結実した「堺もん」のフェア。ぶらりと散歩気分で覗いてみましょう。
■学生と地元店がコラボ 若い力が堺をおしゃれに
“マルシェ”とはフランス語で市場のこと。日常の中でちょっと幸せになるような小物類が賑やかに迎えてくれます。
●Ajukaju × プール学院
まず目についたのは雑貨屋さん。若い店員さんはちょっと緊張気味でしょうか。それもそのはず、ここはプール学院の学生さんと中区福田の雑貨店『Ajukaju(アジュカジュ)』さんのコラボ企画出店なのです。
『Ajukaju』さんは南大阪をおしゃれにと全国の作家さん100名以上の作品を販売するお店で、学生さんは自分のセンスで商品をチョイス、ディスプレイして販売を担当。期間限定とはいえ小さなお店の店長さんです。うまく作品の魅力をアピールできるでしょうか!?
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▲プール学院1回生の中西さん。 ▲『Ajukaju』店主で流木作家の松本さんとコラボしたアクセサリーツリー。

 

1回生の中西さんは『カワイイ』をテーマに、自分がカワイイと思うアイテムを集めました。
「こちらは羊毛フェルトの人形です。作家さんによると『羊毛には空気を綺麗にする力がある』そうで、カワイイだけじゃない商品なんですよ」
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▲梅野さんがチョイスしたブックカバー。 ▲「釣り」をイメージしたコラボ展示。

 

リーダーで同じく1回生の梅野さんは、よく北花田阪急を利用していたこともあってコラボ企画に応募しました。短い学生時代に滅多に出来ない体験をしたい、と思われたとか。
梅野さんのテーマは「秋と冬」。
「ブックカバーを見てこれだと思いました。読書の秋に相応しいブックカバーや、お鍋の季節にぴったりの鍋敷きも用意しました」
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▲5人の学生さんのブースがあります。

 

■堺の歴史と伝統が生んだ作品
頑張っているのは若者だけではありません。
堺の伝統の力、歴史が積み重ねてきた技術やセンスもご覧頂けます。
●にじゆら
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▲『にじゆら』を代表するデザイン『ロンド』と中尾さん。

 

堺の伝統技法『注染』。現代作家と伝統職人のコラボで大人気のブランド『にじゆら』さんの商品が目を惹きます。優しい「にじみ」に「ゆらぎ」の技法。あでやかに時にビビットに。
「てぬぐいとは別の世界で活躍されている作家、イラストレーター、デザイナー、20名以上の方のデザインを職人が染めています。デザインは同じでも職人の個性が出て一つとして同じ作品はないんですよ」
中区毛穴町には60年の歴史を持つ自社工場があり、自らの企画で発信する「てぬぐい」は他にはちょっとないでしょうね。
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▲デザイン『ロザンジェ』はフランス語でダイヤモンド。 ▲フランス語で花を意味する『フルール』。

 

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▲山と海をデザインし女子に人気の『ガールズ』。なんとなく人気者のマツコ・デラックスさんに似てる!? ▲注染の色んな商品が販売されています。
●yama-kamiletters
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▲以前つーる・ど・堺で取材させていただいた山本紙業の奥村さん。

 

紙の手触りと質感を追求したのは、堺区の『yama-kamiletters(ヤマカミレター)』さん。こちらも40年の歴史を持つ山本紙業さんのブランドです。
オリジナル紙雑貨の数々が賑やかです。新商品が増えましたね!
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▲ドイツ製の活版印刷機(通称 ハイデルベルク部長)も大活躍。柔らかいフリッター紙のポストカード ▲奥村さんがチョイスした味のある紙『アジ紙』。小さいサイズのレターセットが喜ばれています。

 

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▲クラフト紙、クロッキー紙、白い上質紙の三冊セットのノート。 ▲ストーリー仕立てのパンダのメッセージカード。くすりと笑ってしまうパンダさんのアクシデント!?
●ナチュラルコスモ
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▲『ナチュラルコスモ』販売担当の上林さん。与謝野晶子が堺出身と知らない方が意外に多いのが残念で知名度アップに貢献しています。

 

堺生まれの偉人・与謝野晶子さんの代表作から名付けたシャンプー『みだれ髪』を生産販売するのは『ナチュラルコスモ』さんです。話題のノンシリコン(非石油系)シャンプーですが、そんじょそこらのシャンプーではございません。
「アトピーに苦しんだ経験から肌に優しいシャンプーを追求しました。髪だけでなくお肌も洗ってもらえます。それにノンシリコンだとどうしてもガサガサしがちなんですが、これはミネラル分たっぷりでコンディショナーいらずなんですよ」
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▲デザイナーの息子さんが親しみが持てるパッケージをデザイン。 ▲原材料の一つに栄養成分たっぷりのブルーグリーンアルジーを使用。35億年前に誕生した藍藻です。
■堺でおしゃれに暮らそう
ものづくりの町・堺。現在進行形で活躍するクリエイターや職人も集結しました。ハンドメイドアイテムの数々をご覧あれ。
●choko.のアトリエ
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▲つーる・ど・堺ではお馴染みです。『choko.のアトリエ』の玉那覇さん。
繊細な彫金アクセサリーで堺のおしゃれ偏差値をひっぱるクリエイターの1人、堺区の『choko.のアトリエ』さん。
今シーズンの作品テーマは”スィーツ”。新作の”dragee(ドラジェ)”は、話題のコットンパールを使ったピアスです。
「コットンを圧縮してつや出し加工をしたコットンパールは軽くて最近人気なんですよ。クリスマス企画でもコットンパールを使う予定なんです」
もともとのドラジェはアーモンドに砂糖をコーティングしたもので、結婚式などで幸せのお裾分けとして配られるもの。大切な人への贈り物にいいかもしれませんね。
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▲『ドラジェ』のピアス。プレートつきです。 ▲キラキラが瑞々しいフルーツのよう。『クレープシュゼット』。

 

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▲文字刻印のサービスも。

 

●dot.+FLOWER
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▲『dot.+FLOWER』の坂本さん。
プレゼントにと喜ばれているのが、北区『dot.+FLOWER(ドットプラスフラワー)』さんのプリザーブドフラワー。今回はこの場で実演販売で、匠の技を目の前で堪能できるのです
「普段お店では制作に1週間時間をいただいているんです。必要な材料を探しに走り回ることもしょっちゅうなので」
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▲坂本さんデザインのプリザーブドフラワー。

 

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▲オードパルファムなどニューヨークのブランド『トウキョウミルク』も販売してます。 ▲姉妹ブランド『ロリア』のハンドクリームは、お昼にもつけられるさっぱりとしたハンドクリーム。

 

●シェイク
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▲ちらりと見える金色のカエルがブランドロゴ。幸運の青いカエルから。 ▲涼しい季節にはブーツも欲しくなりますね。
人だかりが出来るほど大人気だった『シェイク』さん。かわいくて丈夫な靴をデザインし、泉ヶ丘を中心にイベントの出展販売などをされています。
「こだわっているのは履き心地のいい靴。すべてに低反発の素材を入れています」
3000円台からのお値段も買い求めやすい価格。人気が出るのも頷けますね。

 

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▲ご夫婦で靴のデザインをされている『シェイク』の小山さん。
●ままごとキッチン WOODWORKER
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▲触れるとすべすべの丁寧さが実感できる『ままごとキッチン』さんの作品。
子育てにも優しい町と評価されはじめた堺。
ハンドメードの木のおもちゃや家具はいかがでしょうか。
『ままごとキッチン WOODWORKER』さんは、優しい手触りのままごと用のキッチンを受注生産で販売しています。
「とにかく安心・安全に。角をまるくして手触りも優しく仕上げています。表面にはみつろうのワックスで化学物質は使っていませんから、子どもが舐めても大丈夫なんです」
手作りだからこそ出来るこだわりと優しさに感服です。
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▲タイプは色々。ままごと用キッチンの他に、絵本だなや衣装ダンスもあります。 ▲木製の調理セットにはびっくり!

 

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▲『ままごとキッチン』の糸井さん。ひとつの作品を仕上げるのにおよそ2週間もかかります。

 

●RS+
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▲韓国の子ども服やタイの子ども服、インポート雑貨などを販売する『RS+』さん。立体的なデザインが子どもに人気です。
珍しい子供服に足を止めてしまったのが北区黒土町の『RS+』さん。セレクトショップで、韓国から現地デザインの服をインポートしています。
「韓国ならではの立体的なデザインのものが人気なんです。尻尾がついてたり。日本とはまた違う面白い感覚のデザインがあるでしょう」
小さなお子様がもっと可愛く。気分はK-POPアイドル!?

 

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▲激カワです。 ▲インポート雑貨もユニークな色使いのものがイロイロ。

 

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▲手前のパーティー用品も華やかですね。
●紙cafe produced by TOUR DE SAKAI
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▲髪をばっさり切って男前(?)度がアップした『紙cafe』店長松永です。ちなみに男の背中を魅せているのが『Ajukaju』松本さんです。
おしゃれな生活といえば(!?)、実は我らが『紙cafe』も『堺まるしぇ』に出展しているのです。
『堺カミモノ』ももちろんですが、店長松永が東京のメーカーから仕入れてきた商品もお目見えです。
「東京のデザインは、こちらにはないセンスだと思いますね」
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▲ひとつひとつデザインが違うマグネット。 ▲肩からかけることが出来る筆入れ。
外からの刺激を取り入れ成長するのも堺らしさ。色んな魅力に触れたいものです。
■日替わりコトコト教室
『堺まるしぇ』では日替わりのワークショップ教室も開催中。毎日色んな先生が手作りの楽しさをレクチャーしてくれます。

 

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▲『Ajukaju』の2階で開催する『アジュカジュスクール』でも教室をしてます。『Atelier CREA』の小川さん。
『Atelier CREA』さんは、ブリキのジョウロをアレンジ。プリザーブドフラワーでインテリア作りにチャレンジできますよ。
「お花の色も地域で好みが違うのが面白いですね。堺ではピンクが人気です」
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▲宝塚では紫やブラウン。神戸では赤。そして八尾ではなぜかオレンジとイエローが人気だそうです。 ▲22日にはリースウッドのコラージュも。

 

コトコト教室は毎日開催。情報をチェックしてお好みの教室に行かれては!? 『Atelier CREA』さんは、最終日にも登場します。
堺マルシェにはまだまだ紹介しきれない人気のブースが沢山。1日で堺の魅力を満喫できるマルシェに気軽にお出かけしてみてください。
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▲気になる教室はありますか?

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