「第8回堺区ボランティアまつり」レポート(1)

 

2023年2月11日、冬空が見事に晴れ上がった一日。フェニーチェ堺にて「第8回堺区ボランティアまつり」が開催されました。その様子をレポートいたします。
堺区の36団体が集結し、ブースとステージで構成されたこのお祭り、なにしろコロナ禍の影響で開催は3年ぶりの開催とのことで、ブースにもステージにもいっそうの喜びの言葉や笑顔が満ちていました。
まずはブースの様子を見ていきましょう。

1階ロビーのブーススペースの様子です。このお祭りの主催は堺区ボランティア連絡会で、社会福祉関係の団体が多くブースを出しています。なお、共催は堺市社会福祉協議会堺区事務所。協賛は堺フェニックスロータリークラブ。

 

まず目立ったのは手話関係団体のブース。こちらは「手話サークルトゥモロー」さんの活動報告。「手話は言語です」という言葉が記されていますが、今回たとえば販売ブースでやりとりをするときに、手話ができないと不自由を感じたりしました。手話は外国語以上にニーズはあるんじゃないでしょうか。学校で、英語を学ぶように手話を学ぶ機会を設けるべきなんじゃないかな?

 

こちらは「堺市ろうあ者福祉協会西支部」さんのブースで、ミニ手話教室とアクセサリー販売をされていました。手作りアクセサリーを熱心に選ぶお客様がたくさんいらっしゃいましたよ。

 

「堺市健康づくり食生活改善推進協議会 宿院わかば会」さんのブースでは「1日に必要な野菜の手計り等体験」を実施。1日に350g以上の野菜を食べましょうとのこと。実際に野菜の重量を計りながら見た目でも必要な野菜の量を確認できるんですね。

 

「堺区子ども食堂ネットワーク ミナクルサカイク」さんのブースではフードドライブを実施。ご家庭での余剰の食材などを提供するフードドライブも最近はすっかり名前が知られるようになったのではないでしょうか。ブースの方も「子ども食堂をやってわかったことは、世の中にはいい人がこんなにたくさんいるということ」とおっしゃっていました。

 

活動報告やバザーのブース。こうしてみるとこの堺区ボランティアまつりが、活動を周知したり、活動費用を得るためにも貴重な機会であることがわかりますね。

 

3階のブーススペースにも足を運びました。こちらは「社会福祉法人 麦の会」さんのブース。作業所で作っているスイーツを販売されています。パッケージもデザインされたおしゃれなもので、味もメーカーに劣らない美味しさです。実は、麦の会さんの作業所への取材を数日前にしたばかり。近いうちに記事を公開しますので、おまちくださいね。

 

「NPO法人kokoima おめでたい」さんでは、焼き芋、小物/衣類の販売。写真はとても印象的なイラストのオリジナルの猫娘Tシャツ。モデルさんの後ろにデザインされた「画伯」が隠れていらっしゃいます。

 

「堺SA」さんによるおもちゃづくりのワークショップ。カラフルな風車やコマをつくります。お子様向けの手軽なワークショップをされているブースもあり、お子様連れでイベントを楽しまれているお客様の姿も多くありました。

さて、ブースの次はステージを紹介します。
(第2回へ続く)

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