イベント情報

『「震災」以後の科学技術と社会 II― 科学技術と向き合うために。フクシマ以後の課題』

■日時: 11月3日(日)13:00~16:30
■会場: I-site なんば (南海電鉄「なんば駅」より徒歩12分、くわしいアクセスはこちらをご覧ください→[アクセス])
■参加料: 500円(資料代込み)
■定員: 150名(当日受付を行います。どなたでもご参加いただけます。参加希望者は当日、直接、会場にお越しください。)
 
■講演者: 稲葉振一郎(明治学院大学)、小田川大典(岡山大学)
パネリスト: 宇城輝人(関西大学)、中村征樹(大阪大学)、平川秀幸(大阪大学)、前川真行(大阪府立大学)
 
福島第一原発のメルトダウンはもうひとつの311でした。 原発の反対派をもふくめ、 いったいどれだけのひとが、この日本で「メルトダウン」が現実に起きるなどということを、真剣な検討の対象としていたでしょう。少なくとも政府も、ましてや東電も、そんなことが実際にありうるとおもっていなかったことはたしかです。わたしたちは、こころのどこかで、「わたしたちの科学と技術」にたいしてそれほどまでに素朴な信頼を置いていたのです。 
失われたのはその信頼かもしれません。わたしたちの首相が、国際社会に確約した「状況のコントロール」を留保なしに信じることはもはや困難でしょう。汚染水がコントロールできたとして、メルトダウンした核燃料は、どうでしょうか。原子力エネルギーそれ自体は、はたしてコントール可能なものなのでしょうか。いや、さらにいえば、コントロールの対象は、原子力エネルギーなのでしょうか、それとも科学者も含めた科学技術そのものなのでしょうか。 
今回は、東京から社会倫理学を専門とする稲葉振一郎さん、岡山から政治思想史の小田川大典さんというおふたりの研究者をお招きして、今日における科学技術と社会ついて皆さんとともに考えてみたいと思います。
 
主催 大阪府立大学生涯教育センター
共催 「社会的なもののために」&「ポスト311の科学と政治」研究グループ
 
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