主水書房プロデュース 芝居 「水分 みくまり」
純日本家屋に吹き荒れる獰猛なまでの雪風。
その白い渦の向こう側から響いてくるのは、あるひとりの男の半生だった。
主水書房と若手演劇人たちが創りあげる、儚くも美しい一刻を是非ご鑑賞下さいますようお願い申し上げます。
■月日:3月9日(金) 10日(土) 11日(日)
■会場:主水書房
大阪府堺市堺区陵西通2-15
■公演スケジュール:
9日(金) 19:30 開演(19:00 開場)
10日(土) 15:00 開演(14:30 開場)
19:00 開演(18:30 開場)
11日(日) 15:00 開演(14:30 開場)
19:00 開演(18:30 開場)
■チケット:
前売 ¥3000
当日 ¥3500
*全席自由席となっております。
各回50席程度と、お席に限りがございますのでお早目にご予約下さい。
■チケット取扱い
・CoRich舞台芸術!「水分‐みくまり‐」
http://ticket.corich.jp 水分で検索
■あらすじ
純日本家屋に吹き荒れる獰猛なまでの雪風。
その白い渦の向こう側から響いてくるのは、あるひとりの男の半生だった。
流れる水のように刻々と姿を変え身体を変え語り続ける男に、悪い芝居(京都)の山崎彬を迎え、
雪崩のように押し寄せる言葉とイメージの奔流、厳寒の大地にきらめく一大叙事詩を、砂の上の企画(東京)の司田由幸が書き下ろす。
父は撃ち、鹿は雪原を渡る。子は育まれ、雪花は空を舞う。
目も眩むような白の中、ゆらゆらと水ごしに見えてくる景色と、ヒトのかたち。
【水分ーみくまり】
水分神(みくまりのかみ)。
「水配り」の意より、水源地や水路の分水点などに祀られる。
祈雨から豊作・豊穣の対象とされ、田の神や山の神とも結びついた。転じて「みごもり」。子授け・子育ての神としても信仰される。
脚本・演出 司田由幸(砂の上の企画)
出演 山崎彬(悪い芝居)
室礼 片桐功敦
音楽 寺田英一
衣裳 高橋真美子
宣伝美術 東學
写真
渞 忠之
渞 忠之
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司田由幸(脚本・演出)
1981年北海道生まれ。劇作家・演出家。
大学時代より演劇活動を始めこれまでに約20作品の脚本と演出を担当。
2006年よりク・ナウカ シアターカンパニーに所属。国内外のツアー公演に参加。
2008年より『砂の上の企画』を立ち上げ、脚本と演出を担当。
身体性にこだわった抒情豊かな作風に定評がある。
近作には『猫とフーガと二人の女』『おこめ』『い◎り』がある。
山崎彬(出演)
1982年12月10日奈良県生。俳優・作家・演出家。
京都を拠点に、自身が主宰する悪い芝居の全作品で作・演出・出演をしている。
個人としても、外部舞台出演や映画出演、海外公演への出演など精力的な俳優活動だけでなく、外部演出や、OMS戯曲賞で佳作を受賞するなど演出家・作家としても注目を浴びている。
本年度の第56回岸田國士戯曲賞最終選考に最新作「駄々の塊です」がノミネート。
今、最も注目浴びる若手演劇家のひとり。
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