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まちあるき No.028

低山学会サイクリング(前編)

- 堺衆信仰の一本道をたどる -

11月3日(祝・木)、蘇鉄山山岳会企画の歴史探訪サイクリングに参加してきました!!

昨年第一回は、渡船を使って「天保山」まで行く、往復サイクリングでした。

今回は「蘇鉄山」からスタートして古代・中世から堺の人々の信仰の中心になった「宿院御旅所(宿院頓宮)」から「大寺さん(開口神社)」「天神さん(菅原神社)」「大和川」を越え「住吉さん(住吉大社)」へ。最終目的地は大阪低山の一つ「帝塚山」

現在は「大阪の住吉さん」と呼ばれる住吉大社は、明治時代頃までは「堺の住吉さん」と呼ばれていたくらい、堺と密接な関係を持った神社です。
その住吉大社から宿院御旅所(宿院頓宮)まで、ほぼ南北方向に伸びる「信仰の一本道」を、堺の歴史を振り返り・再発見しながら、往復走行してきました。

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01_午前10時。集合場所は、堺駅前の駐輪場前。コミュニティ・サイクルの受付口もここに 02_1日300円のレンタサイクルでさあ、行きましょう!

 

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03_10時15分。まずは大浜公園のそてつ山の登り口へ 04_当サイト内『堺意外史』でおなじみ、中井先生のお話を聞いてから、本当の出発です

中井正弘氏『堺意外史』

 

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05_最近大浜公園の名所に加えられた、ラジオ塔です

ラジオ塔の解説

06_江戸時代末期の地震への教訓が記された擁護爾

擁護爾碑文の現代語訳

  

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07_10時30分。そてつ山を下りれば、神明神社さんで登山証をいただきます。ここまでが登山ですよ~ 08_10時45分。「宿院頓宮」に到着

 

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09_頓宮向かいの山之口商店街に入ります 10_11時。山之口商店街中にある開口神社さんへ

 

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11_丁度七五三で、晴れ着のお子さんで一杯です 12_11時15分。山之口商店街を北に抜けてしばらく行けば菅原神社です

 

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13_ここで自転車に乗る皆さん勇姿をパチリ! 14_菅原神社から北へそのまままっすぐ直進です。昔の人はこの道を「大坂道」と呼んだそうです

 

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15_途中から紀州街道に入り、大和川まで

16_11時35分。大和橋を臨みます。

 

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17_11時40分。安立町に入りました

18_途中の商店街、ジョイフル安立アーケード前。中も外もイイ感じの町屋がまだまだ残っています

 

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19_長居公園通りを渡りました 20_細井川の上、おはらい橋を渡ります

 

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《ラジオ塔の解説》

 戦前、ラジオ普及のために公園など公共の場に設置されたラジオ塔です。
 当時ラジオは高級品で一般家庭にはなかなか普及しなかったため、昭和5年(1930年)に大阪中央放送局が天王寺公園にラジオ塔を設置しました。これを皮切りに全国に約460基が設置されました。大浜公園のラジオ塔は、昭和8年(1933年)に設置された全国的に現存している数少ないラジオ塔の一つです。

《擁護爾碑文の現代訳》

 嘉永7年6月14日に強い地震があり、また11月4日朝、5日夕に強く揺れました。5日は堺の沖のほうにも異常がみられ、日暮れごろに急に津波がおこり、川を非常に激しく逆流し、引く時も激しく引いて、川岸に繋いでいた船はみな網が切れたりして、一気にあちこちへ突き当てて、橋を8つも落としてしまいました。船は割れてしまったりひどく破損したりと、津波の恐ろしさは言いようもありません。 

 地震や津波で家はつぶれ、土蔵は傾いたものの、住民は神社の広い境内に集まって避難したりで、怪我をした人は一人もおらず、とても幸いなことでした。他所の海岸や川筋では、地震を避けるために小船に乗り皆で安心しているところに、津波で流された大きな船がぶつかってきて、その下敷きになり亡くなった方が無数にいたそうです。これは、川に逃げたためです。強い地震のときは、決して川船に避難してはいけません。

 かつて宝永年間にも今回と同じように地震が強く津波もあり、船に避難して命を落とした人が多かったそうです。このような例も明らかなので、地震が強いときは津波があると知っておく必要があります。

 堺の人が無事であったありがたさを、産土神の神明宮、三村宮、天満宮にお礼の幣を捧げて感謝し、後の世に災難がないことを祈り、ここに祭ります。

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