サツキツツジ(皐月躑躅)

学名 Rhododendron indicum 分類 ツツジ科 ツツジ属 花期 5~6月 植栽場所 BJPQS(2,331本) 撮影日 03.05.22  [雄しべは5本で旧暦5月に咲きます]

※植栽場所(アルファベット表記)については、
内川・土居川 植栽地図をご参照ください。

ほかのツツジに比べて1ヶ月ほど花期が遅く、5~6月、つまり旧暦の5月に咲くことからこの名がついた。渓流沿いの水しぶきがかかるようなところに生える常緑低木で、高さは1mほどになる。枝は横に広がり、枝や葉には褐色の毛が多い。葉は互生し、長さ2~3cmの披針形または線状披針形。花は朱赤色で直径4~5cm。上弁には濃い色の斑点がある。雄しべは5個。分布は本州、九州(屋久島まで)。サツキは古くから庭木や盆栽として愛好され、白、紫、桃、濃紅色、絞り、ぼかし、細弁、重弁など、多くの園芸品種がある。 《サツキとツツジの違い》 両者の区別についてはよく議論されるところであるが、サツキは植物分類学上、まったくツツジと同じ仲間であるが、ただ開花期が特に遅く、季節感その他が異なることから、昔から区別して考えられてきた。開花期以外のサツキとツツジの相違点としては、 ◎枝ぶりがツツジは直上性であるが、サツキは横開性であること、 ◎葉の表面に、ツツジには比較的光沢があり、毛が少ないのに対し、サツキでは光沢が少なく、毛深いことがあげられるが、その他の形質は共通点が多い。このようにサツキはツツジの一種であるが、園芸上、両者は独立してあつかわれることが多い。 (参考:講談社「園芸大百科事典」、山と渓谷社「山渓ポケット図鑑」)

サツキツツジの植栽場所と本数

植栽場所

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サツキツツジ - 50 - - - - - - - 250 - - - - - 400 1,571 - 60 - - - - - - - - - - - 2,331