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雑記帖 No.261

新生・堺ブレイザーズ2018-2019(7)vsサントリーサンバーズ戦

vsサントリーサンバーズ (前篇)

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強敵が続きます。
バレーボールの堺ブレイザーズは、2018年11月25日のホームゲームに、サントリーサンバーズを迎えました。サントリーサンバーズの昨季の成績は、堺ブレイザーズよりひとつ上の6位。昨季以上の成績をあげるためには、負けるわけにはいかない相手なのですが、サントリーサンバーズもチームを強化しています。
その目玉はなんといってもロシア代表のロンドン五輪金メダリスト、外国籍選手のドミトリー・ムセルスキー選手(13)でしょう。昨日戦ったJTサンダーズの外国籍選手エドガー・トーマス選手も212cmの超長身選手でしたが、ムセルスキー選手はそれを6cmも上回る218cmで、世界最長身のバレーボール選手とも言われています。
昨日はエドガー選手に好きにはさせず、セットカウント3-1で難敵に快勝した堺ブレイザーズですが、サントリーサンバーズとの戦いやいかに!? 観戦レポート前篇です。


■第1セット
本日の激闘の舞台は、堺市北区の金岡公園体育館。満員の館内は、堺ブレイザーズファンの期待でいっぱいです。何しろ堺ブレイザーズは昨日の勝利で3連勝ホームでは負け無しです。
スターティングメンバーは、出耒田敬選手(7)、ジョルジェフ・ニコラ(ニコ)選手(18)、堤智久選手(9)、竹元裕太郎選手(21)、関田誠大選手(11)、髙野直哉選手(4)。スターティングリベロは山本智大選手(20)。
試合開始に先立っての始球式は、小学4年生のバレー少年。最初の1球はネットに捕まってしまいましたが、応援席からの「もう1球! もう1球!」コールに励まされた再チャレンジで、見事に相手コートに届かせることに成功。レシーブをしたサントリーサンバーズの栗山雅史選手(19)は吹き飛ばされ、そのボールをあげようとした星谷健太朗(17)も倒れてしまうほどの威力(!?)でした。

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▲始球式でサービスエースを決めて、関田選手や髙野選手らに送ってもらうなんて、忘れられない一日になったことでしょうね。


バレー少年に堺ブレイザーズも続きましょう。
最初のサーブは堺ブレイザーズから。堺ブレイザーズの最長身出耒田選手がサーバーです。慎重に放ったサーブを、サントリーサンバーズの藤中謙也選手(10)がかがみ込んでオーバーハンドでレシーブしますが、あがったボールがやや低い。これをセッターの大宅真樹選手(9)がアンダーハンドで送った相手はやはりムセルスキー選手。堺ブレイザーズの2枚ブロックのはるか上からの一撃。世界最高峰の砲撃がコートに炸裂したのです。ファーストポイントはサントリーサンバーズに。
ここからサントリーサンバーズの連続得点=ブレイクが続いて0-4となった所で、堺ブレイザーズの真保綱一郎監督はタイムアウトを取りました。

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▲ムセルスキー選手と竹元選手の勝負。高い打点の攻撃は爆撃のよう。


このタイムアウトは堺ブレイザーズの選手を落ち着かせました。サントリーサンバーズのサーバー栗山選手のサーブミスでサイドアウトすると、今度は堺ブレイザーズのニコ選手の強烈なジャンプサーブが炸裂して反撃開始。竹元選手の2連続ブロックポイントを含め、なんと6連続ブレイクで6-4と逆転です。ムセルスキー選手からもブロックポイントを奪っており、世界最長身の金メダリストに堺ブレイザーズの選手たちのプレーは十分に通用しているではありませんか。


点差はこのままでプレーは進み、ムセルスキー選手のサーブミスで8-6と先に堺ブレイザーズが8点に到達し、自動的にタイムアウトとなるファーストテクニカルタイムアウトは堺のものとなりました。

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▲ムセルスキー選手と竹元選手の勝負その2。今度は竹元選手のブロックで迎撃成功!


中盤戦。
タイムアウト後、堺ブレイザーズの竹元選手のサーブから試合再開。サントリーサンバーズのセッター大宅選手は、ボールをムセルスキー選手に託しますが、豪快な一撃はラインアウトに。大砲の照準がまだ合っていないようです。
ここで気を吐いたのは、堺ブレイザーズの全日本代表選手・髙野選手です。ムセルスキー選手からブロックポイントをあげると、スパイクもクロスにストレートにと自在に決めていきます。
スコアは16-10と堺ブレイザーズが差を広げてセカンドテクニカルタイムアウトとなりました。


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▲ムセルスキー選手に替わって入った小川猛選手(18)と髙野選手の対決。


終盤戦。
このままでは引き下がれないと、ようやくエンジンがかかってきたのかムセルスキー選手の連続得点で終盤戦が始まります。
ムセルスキー選手に引っ張られるように、サントリーサンバーズの選手それぞれが持ち味をみせて得点をあげ始めるのですが、一方でミスからの失点も減りません。

堺ブレイザーズは、ニコ選手のスパイクが決まって20-15と先に20点の大台に乗ります。すると両チームとも選手交代で慌ただしい試合展開になります。堺ブレイザーズは堤選手に替え小池勇輝選手(12)に。サントリーサンバーズは調子の上がらないムセルスキー選手を下げ、セッターも大宅選手から山本湧選手(7)へ。

交代の効果はあったのか、試合展開は膠着して長引きますが、最後はサントリーサンバーズの米山選手のスパイクがラインをわずかに外れます。スコアは25-19。第1セットは堺ブレイザーズのものになりました。しかし、サントリーサンバーズはまだ本領発揮をしていない様子です。


■第2セット
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▲失点に真保監督も難しい表情を浮かべます。


サントリーサンバーズが牙をむいてきました。
第1セット終盤にベンチに下がった大宅選手とムセルスキー選手はコートに戻ってくると存在感を発揮。サーバーとなったムセルスキー選手はサービスエースで得点。それに気をよくしたのか、強烈なジャンプサーブを連発してサントリーサンバーズのブレイクが続きます。
一方、堺ブレイザーズはサーブ権を取り戻すサイドアウトを得るのが精一杯で、ブレイクできません。サントリーサンバーズが点差を広げていき4-8でファーストテクニカルタイムアウトを迎えます。

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▲攻守に活躍する髙野選手。誰に話しかけているのでしょうか?


中盤戦。
髙野選手が連続して得点を決め、ようやく第2セットに入って初めて堺ブレイザーズがブレイクします。
両チームとも体もほぐれると共に気持ちもヒートアップしてきたのかもしれません。サントリーサンバーズの藤中選手のバックアタックを関田選手がレシーブしようとダイビングしたシーン。ボールはあがったかに見えたのですが、審判の判定はサントリーサンバーズの得点。その判定に堺ブレイザーズの選手たちが一斉に審判に確認に向かいます。判定は覆りませんでしたが、チームの気持ちが一丸となっているのが目に見えたシーンでした。
この気迫が相手を上回ったのか、今度は堺ブレイザーズがサントリーサンバーズのブレイクを許さずに点差を詰めていきます。ついに、15-16と1点差まで詰め寄ってセカンドテクニカルタイムアウトとなりました。

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▲ゲームは白熱。微妙な判定に一斉に反応する堺ブレイザーズの選手たち。


終盤戦。
オープニングは長いラリーから。レフトサイドの堤選手を中心に攻める堺ブレイザーズに、真ん中・レフト・ライトとワイドに攻撃を仕掛けてくるサントリーサンバーズ。最後はムセルスキー選手の一撃を出耒田選手がブロックで沈めます。16-16とスコアも同点に。
出耒田選手は雄叫びをあげると力のこもったガッツポーズを見せて、ニコ選手とダブルハンドハイタッチ&おでこタッチ。ニコ選手はサーブに向かう出耒田選手の背中をぽんと押します。
ひょっとしたらこのプレーで火がついたのはムセルスキー選手だったかもしれません。追いすがる堺ブレイザーズの前に巨大な壁となって立ち塞がります。豪快なスパイクをリベロの山本選手を吹き飛ばして決めると、意外な軟打、バックアタックと大暴れして、セカンドテクニカルタイムアウト以降だけで1人で5得点も決めます。
最後も左サイドからのムセルスキー選手のスパイクで第2セットは21-25でサントリーサンバーズに奪われたのでした。

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▲厳しい局面に交代で入ったベテランの内藤和也選手(5)が活躍する。


相手の良さを出させずにスマートに奪った第1セット。しかし、第2セットは最後にムセルスキー選手の豪腕に包囲網を突破され、セットを奪われてしまった。これでセットカウントは1-1で互角に。
両者の勝敗はいかに!? つづきは後篇へ。


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