| トップページ |
雑記帖 No.149

堺ブレイザーズの挑戦!! 2017/2018 (2)

記者会見 後篇

2017_blezaers02_00_face.jpg


バレーボールV・プレミアリーグに所属する堺ブレイザーズの2017/2018シーズン開幕を目前に控えた10月5日、記者会見が開催されました。地元メディアとしてつーる・ど・堺は今年も参加。前篇では質疑応答をお伝えしましたが、後篇では記者会見後のフリータイムに行った個々の選手やコーチへのインタビューをお届けします。


■タイトル奪取へ
強豪と目されていた堺ブレイザーズも2012/2013シーズンの優勝を最後に長らくタイトルから遠ざかっています。強い堺ブレイザーズを知るものにとっては、寂しい限りです。昨シーズンのホームゲームでも、勢いづいている時はイケイケなのに、劣勢になると自信なさげな空気を漂わせてしまい、そのまま押し切られてしまうような試合ぶりだったように思いますが、後半では盛り返し3大タイトルのうち黒鷲旗でベスト4(3位)という成績を収めました。果たしてこの勢いを今シーズンにつなげて、良い結果をもたらすことは出来るのか。選手に直撃してみました。

2017_blezaers02_01_01.jpg
▲主将は、ウィングスパイカーの伊藤康貴選手。


まず、昨シーズンに引き続き主将を務めるウィングスパイカーの伊藤康貴選手に、今シーズンの注目ポイントをお聞きしました。

伊藤「今シーズンは新戦力としてセッターの山口(頌平)。セッターは心臓部分なので、バレーボールが変わる。山口の良さが見せられれば、昨シーズンと変わったバレーボールを見せられるでしょう。もちろん(同じセッターの)佐川は経験を積んできた。どういうものが自分の持ち味かわかってきたので、昨シーズンよりも自分のバレーボールを見せてくれると思います」
――マルキーニョスコーチの指導で、何か変わったこと、得られたものはありますか?
伊藤「バレーボール選手も大人になってくると細かい事を言われなくなります。しかしマルキーニョスコーチは、小中学校で教わるような基礎の部分を指摘してくださる。長くやりすぎていて忘れていた基礎の部分を呼び覚ましてくれる。プレーが蘇ってくる。僕はレシーブでチームに貢献したいと思っていたので、レシーブの取り方や構えから教えてもらえた。昨シーズンよりも良くなっているのでチームに貢献したい。今シーズンは不安もなく、いい意味で自信をもって挑めるかな」
――堺市民にメッセージを。
伊藤「堺の皆さんには長らく強い堺ブレイザーズをお見せできなかった。強くて当たり前、勝って当たり前の伝統の強さを僕らの時代でも築きたい。堺市の皆さんサポートをよろしくお願いします」
伊藤選手からは「(地元の)佐川(翔)にインタビューしてやってくださいよ」との言葉もありました。もちろんです。


2017_blezaers02_01_02.jpg
▲チームの戦いを左右するセッター佐川翔選手。


さて、そのご指名のあったセッターの佐川翔選手にもインタビュー。昨シーズンの振り返りと、今シーズンへの抱負は?
佐川「昨シーズンの戦い方、順位や勝ち切れなかったことには責任を感じています。今シーズンは出場した時には、勝ち切って自信につなげたい。まずひとつひとつ勝って、その先にチームの優勝がある。まずは自分の力をコート上で出してどうなるか、です」
――マルキーニョスコーチが就任されましたが、今シーズン一番変わったことは?
佐川「マルキーニョスさんからは、セッターである以上、相手のブロッカーと駆け引きをして戦え、自分のフォームで相手をだますとかと、よく言われます。監督も言っていましたが、今シーズンは頭で考えていた戦術が、体で自然に動くようになったのが一番ですね」
――堺市民に一言を。
佐川「堺のホームゲームが一番勝ちたい所でもあるので、気持ちをしっかり出したい。背中を押しに来てください」


2017_blezaers02_01_03.jpg
▲代表ではオポジット、チームではミドルブロッカーの出耒田敬選手。

トピックスにも取り上げられていたのは、全日本に選出され続けているミドルブロッカーの出耒田敬選手。昨シーズンでも「出耒田選手のファン」という声が試合会場で多く聞かれ、TV効果、全日本効果を感じたものですが、期待の大きさからするとこんなものではないはず。まずはもっとチームでの活躍がみたい選手です。

――代表ではポジションはオポジットをされたそうですが、そんな簡単に別のポジションに対応できるものなのですか?
出耒田「大学までは代表でオポジットをやっていたので、困ることなくすんなり出来ました。自分自身がやりたいと思っていたこともあって、戸惑いもなかったですね」
――マルキーニョスコーチも加わったチームの様子はどうでしょうか。
出耒田「チームとは合流してからまだ日が浅いのですが、よりダイナミックになったと思います。ダイナミックというのは例えば見ていてわかってもらえるような攻撃の迫力です。攻撃枚数が確保されていたり、ミドル、パイプ攻撃、どこから攻撃が飛んでくるかわからない。今シーズンは優勝できる力がある。優勝しないといけないチームです。それは皆が思っていること。シーズンが終わるまでぶれないように。そこさえしっかりして戦えば結果がついてくる」
――ありがとうございます。ところで出耒田選手が堺に来られて4年ほどになりますが、どこか堺でお気に入りのお店やスポットは出来ましたか?
出耒田「実はあるんですよ。堺まつりでパレードをする道(大小路)がありますよね。あの通り沿いの道でよく行くお店があるんです」
どうやら日本酒の美味しいお店のようです。優勝の暁には、出耒田選手が気持ちよく祝杯をあげている姿をお店で見ることが出来そうですね。


■We are sakai Blazers!

2017_blezaers02_02_01.jpg
▲昨シーズンの活躍でブレイク。この日はユニフォームモデルも務めたウィングスパイカー髙野直哉選手。

3人の選手からは、自身とチームのレベルアップの実感、そして勝利と好成績への決意が語られました。次に指導陣にも話を聞いてみましょう。
すでにスピーチと質疑応答に応えてくださっていますが、真保綱一郎監督にもコメントをいただきました。

真保「昨シーズンは試合中に大きな波がありました。今シーズンもまだ欠けている所がありますが、安定した戦いが出来る。勢いだけでなく、しっかりした力を見せることが出来るでしょう」
――キーマンとなるプレイヤーをあげていただけますか?
真保「昨シーズン途中からレギュラーとなった髙野(直哉/ウィングスパイカー)が攻守にわたって鍵となるのではないか。また出耒田は代表ではオポジットをしていました。センタープレイヤーですが、沢山点を取るエースアタッカーとしても期待しています」

2016年から加入の髙野選手は目立つ活躍をしていました。出耒田選手自身もインタビューで答えていたように、今年の堺ブレイザーズは攻撃に注目のようです。

2017_blezaers02_02_02.jpg
▲真保監督とマルキーニョスコーチの2ショット。このコンビで堺ブレイザーズの新黄金時代を築いてほしい。


それでは今年のサプライズだったマルキーニョスコーチにも伺ってみましょう。マルキーニョスコーチは、NHK Eテレの人気番組「奇跡のレッスン バレーボール編」で最強コーチとして来日しテレビに登場しましたが、ブラジルでも代表の各カテゴリーで指導をし、現在のブラジル代表選手の多くもマルキーニョスコーチの薫陶を浴びているとか。マルキーニョスコーチにも質疑応答で質問していますが、重ねてお話を聞きました。

――堺ブレイザーズのチームや選手への印象はどのようなものでしょうか。
マルキーニョス「昨シーズンから、真保監督が取り組んでこられた土台は出来ていたかと思います。真保監督が望んできたことで、自分が取り組みやすいように準備が出来ていた。選手は技術があって、個人個人の選手が(向上に)取り組んでいる。私は真保監督のチーム作りのサポートが出来たらと思って取り組んでいます。真保監督はブラジル、ドイツ、イタリア、全日本での経験を積んでいて、その経験を使っている。堺ブレイザーズのチームのレベルアップは出来ているはずです」
――堺のファンにもメッセージをお願いします。
マルキーニョス「堺のファンは必ず応援に来てください。チームの力になるためには、皆さんの力が必要です。堺ブレイザーズの誇り、そして『我々』が大事。個々よりチームが大事なんです。この旗を見てください。WE ARE SAKAI BLAZERS!! この通りです」

マルキーニョスさんのお話を聞いていると、常に真保監督の経歴や選手の努力などに敬意の言葉を忘れず、なるほど『優れた心理学者』という真保監督からの評価がうなずけます。技術のコーチであるだけでなく、優れたモチベータ―なのでしょう。
6月から就任した角南裕也部長も、心技体のうち、心が一番大切、心があっての技術と体だとおっしゃっていました。どんなスポーツでも「心」は大切でしょうが、ひとつのミスが失点につながるバレーボールという競技では、特に「心」が占める割合が高いのでしょう。マルキーニョスさんが招へいされた理由がわかった気がしますし、チーム力アップへの期待が高まります。

今シーズンは10月21日、22日の東京大会を皮切りとしてスタート。堺ブレイザーズが大阪に帰ってくるのは10月28日、29日の大阪大会。そして、堺では12月2日、3日の堺大会で2試合が開催。選手の後押しのため、大勢のファンに駆けつけてほしいものです。


新日鐵住金堺体育館
堺市堺区築港八幡町1番地(新日鐵住金堺体育館内)
電話:072-233-2264 
FAX:072-233-2248 



17_12_02_blazers.jpg


検索

2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

お気に入りに追加

堺「意外史」探訪
| トップページ |