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雑記帖 No.074

堺ブレイザーズ 鋼炎の男たちⅩ ~帰還~

2015年12月12日 Vs ジェイテクトSTINGS

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V・プレミアリーグ男子2016/17の開幕も迫ってきました。
ファン誰もが堺ブレイザーズの活躍を願っていることでしょう。ここで2015/16シーズンのホームゲーム2試合を振り返ってみます。


■雪辱を果たせ
堺ブレイザーズが帰ってきた。
金岡公園体育館は1年ぶりの堺のホームゲームです。
昨季2014年の12月の2試合は敗戦。堺ブレイザーズファンにとっては、地元での勝利を待ちつづけた一年だったのではないでしょうか。
今季、V・プレミアリーグ男子2015/16のリーグ戦も堺ブレイザーズは、これまでの10試合で5勝5敗の5位と中位に沈んでいる状態。今日の一戦に大きな期待がかかります。


12月12日の対戦相手は「ジェイテクトSTINGS」。昨季のホームゲームで敗戦を喫した相手であり、ぜひとも雪辱を果たしたいところ。
愛知県刈谷市がホームタウンのジェイテクトの大応援団も席を埋めています。

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▲一年ぶりの金岡公園体育館。筆者が会場に到着した時には、第一セットが始まっていました。

16(堺)対14(ジェイテクト)でセカンドタイムアウトは堺ブレイザーズ。その後も引き離しにかかる堺ブレイザーズに、しぶとく食らいつくジェイテクトといった展開。しかし、20点を取った終盤から、連続得点を許すとついに追いつかれ23(堺)対23(ジェイテクト)になると、振り切られて第1セットを取られてしまいます。

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▲逆転負けを喫した第1セット。


第2セットは、第1セットとはうって変わって、堺ブレイザーズの一方的なペース。8(堺)対4(ジェイテクト)でファーストタイムアウトを取ると、堺ブレイザーズの2階応援席もお祭り騒ぎに。イケイケムードの中、16(堺)対8(ジェイテクト)とセカンドタイムアウトを取り、勢いそのままに最後はブロックを突き破る強烈なスパイクを決めて24(堺)対14(ジェイテクト)で圧倒します。

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▲トス回しで攻撃をリードするセッター佐川翔選手。


接戦の第1セットは惜しくも落としましたが、第2セットは横綱相撲ともいえるような圧倒的な強さを見せました。そして、堺ブレイザーズの得点はペピチ選手や石島選手に限らず、千々木選手や松本選手、出耒田選手と様々な選手から生まれ、印東玄弥監督の言う「どこからでも得点がとれるバレーボール」の片鱗が見えたように思えました。

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▲堺ブレイザーズ応援団なおきさんの雄姿。大声援が選手を後押しします。


■勝敗のゆくえ

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▲セットの合間にジェイテクトSTINGSのチアリーダーのパフォーマンスがありました。

第3セットは、ジェイテクトSTINGSが先行する序盤でスタートします。4(堺)対8(ジェイテクト)でファーストタイムアウト。その後、石島選手の活躍もあって、怒涛の追い上げ。気迫のガッツポーズや雄叫びをあげる石島選手の姿に、会場全体が沸き立ちます。16(堺)対15(ジェイテクト)でセカンドタイムアウトは堺ブレイザーズのもの。どちらに転ぶかわからない一進一退の戦いでしたが、やはり最後に交わされてセットを奪われます。

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▲第3セットも激戦。


あとのない第4セットは、再び堺ブレイザーズの強さを見せつけます。常に先行し続けて8(堺)対4(ジェイテクト)でファーストタイムアウト、16(堺)対9(ジェイテクト)でセカンドタイムアウト。そのまま危なげなく25(堺)対15(ジェイテクト)で第4セットは堺ブレイザーズのもの。

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▲第4セットは快勝。この勢いのまま、最終セットを取れれば、逆転勝利です。


これで2セットずつのイーブン。フルセットになった第5セットに2年ぶりのホームタウンでの勝利がかかります。
ところが、勝敗はあっけないものでした。6(堺)対9(ジェイテクト)からひたすら得点を重ねられ、7(堺)対15(ジェイテクト)。あっけない幕引きとなったのでした。

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▲口惜しさが込みあげる敗戦にも、観客席からは励ましの声が飛びます。


相手を圧倒するセットもあれば、接戦を落とすセットもあって、最終的には勝利が零れ落ちてしまった。どこか勝負弱さを感じさせてしまった試合でした。
試合後、会場では溜息まじりのつぶやきが漏れ聞こえました。
「フルセットで沢山試合が見れて盛り上がったけれど、やっぱり勝ってほしかった......」
遠隔地には簡単に行けない。そんなファンにとっては、明日を逃せばしばらく自分の目で勝利を見届けることは出来ません。
ここ何年間、堺や関西圏の試合は必ず通うという女性ファンも心配顔でした。
「堺ブレイザーズの選手は、どこか固い気がする。どうしてかな」
明日、明後日の身近な勝利や敗北のこと以上に、堺ブレイザーズの選手たちのことそのものを大切に考えているような口ぶりでした。


■記者会見
記者会見に姿を現したのは、千々木キャプテン。
「去年堺のホームゲームで2連敗してしまって、本当にすごい意気込みで今日の一戦に挑んでいたんですけど、勝利を見せられなくて申しわけなかったです」
明日の一戦へは。
「僕が入団した当初は、堺ブレイザーズはホームゲーム連勝記録が10何連勝とかもっていて、3年も4年も負けませんでした。ホームですごい強さを発揮するという地元クラブならではのいいところ、そういう素顔をもう一回思い起こすためにも、明日のJTさんは強いですけれど、いい形いい内容で勝ち切る。みんなで話し合って修正して望みたいと思います」
新キャプテンとしての千々木選手は、選手間同士や選手とスタッフの間のコミュニケーションを円滑にすることを心がけているとたびたび口にしています。堺ブレイザーズらしい一体感のあるバレーボールを明日こそは発揮できるでしょうか?

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▲明日の勝利を誓う千々木主将。


今日の一夜は、ファンの胸にあるのは、口惜しさか勝利への期待なのか? 明日こそは、堺ブレイザーズらしい戦いぶりで勝利を掴めるのか、多くの人が眠れぬ一夜、高ぶる一夜を過ごしたことでしょう。


(後篇へ続く)

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