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颯爽人 No.

心を育てる木のおもちゃ

木のおもちゃ・子供雑貨 『おひさまシャワー』

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ここは『おひさまシャワー』。木のおもちゃを扱うお店です。

部屋の中央のテーブルには、木の列車と専用のレールが展示されています。
「列車のおもちゃを買う時には、ぜひ『踏切』をセットに加えて欲しいです」
店主の片山範光さんは、小さな列車を手にとって空を走らせました。
「小さい子供は、最初列車をレールを無視して垂直の壁を走らせたり、空を飛ばします」
しかし、そのうちに他の子供や年長者から「レールの上を走らないのは変だよ」と常識を教えられると、遊びがレールの上ばかりに集中してしまいます。
「そんな時、踏切がひとつあるだけで、子供の意識がレールの外に広がるんです。ただの積み木が駅の近くのスーパーになったり、保育園になったり」
ほんの少しの工夫で、子供の創造力を高めることが出来るのです。

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▲木製列車のおもちゃの規格は世界共通で、他国他社の製品でもレールを繋ぐことが出来ます。「タイ製とドイツ製でもつながりましたね」▲列車を駅に近づけた時だけ警笛を口まねすしたり、子供たちは驚くほど正確に見た記憶を再現します。

『おひさまシャワー』で扱っているのは10才以下までの子供向けのおもちゃです。世界でも最も安全性の基準が厳しいヨーロッパ、その中でも特にドイツ製のおもちゃを中心に扱っています。
この年齢の子供たちは、身体と心の両方を育てるために、おもちゃはとても大切なものなのです。

片山さんは、小児科のドクターや保育関連で働く方々との交流しながら、10年以上おもちゃ屋さんを経営してきました。
子供を育てるご家庭の相談に乗って、遊び方やおもちゃの提案をすることもしばしばです。

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▲手前の玉の真ん中を軽く叩くと、奥の玉がぽんと飛び出す。シンプルなだけに、ついつい楽しくなってしまうおもちゃです。▲かつては「プラスチックなんて」と思っていた片山さんですが、安全で質の高いものもあり驚きました。これは夏冬の寒暖差にも劣化しない、「やわらかいプラスチック」のおもちゃ。

「パパすごい! って子供が顔を輝かすおもちゃがあるんです」
それは揺りかごのような木の置物の溝に、木の玉を何個か入れただけの単純なおもちゃ。小槌で手前の玉を叩くと、押されて奥のおもちゃがポンと出てきます。
「子供って力任せにやるでしょ。それだと出てこないんですよ。『パパにまかしてごらん』と、丁度いい力加減で叩くと玉が飛び出して来て、子供が目を輝かしてパパを見上げるんです」
おもちゃの縁は小槌で叩かれてすり減っています。開店当初からずっとここに置かれている人気のおもちゃなのです。
「このすり減りを見たら、ドイツの職人さんは大喜びします。沢山使われているのが嬉しいんです」

片山さんは「電池で動くおもちゃ」と「高すぎるおもちゃ」は置いていません。
値段の高いおもちゃだと、ついつい飾ってしまいがち。おもちゃは使われてこそおもちゃだと考えています。
来店したら、たっぷりと展示してあるおもちゃを手にとって遊んで選んでほしい。
「財布を持たずに、散歩がてら子供さんと一緒にいらしてください」
今日は天気がいいから『おひさまシャワー』に行こう。そんな気安い気分で遊びにいける町のおもちゃ屋さんでした。


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▲中百舌鳥駅から徒歩数分。大通りに面した店舗ですが、隠れ家的にやっていると思われがちだとか。

おひさまシャワー
堺市北区百舌鳥梅町3-24-18
TEL 072-247-9755
OPEN 10:00~18:00 水曜日定休

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